数年前、他院で治療した前装冠(保険の前歯の被せ物)の色、歯茎のラインが気になると、ご相談に来られました。
術前
前装冠(保険の被せ物)は外側の素材はプラスチックのため、数年経つと変色してきます。
また内側と裏側が金属を使用する金属が使用され、 大きく口を開けると裏側から金属が見えることや、
歯と歯ぐきの境界部分で金属が透けて、黒く見えることがあります。
また、保険適応の「金銀パラジウム合金」(金12% パラジウム20% 銀50% 銅10%の合金)という金属が使用されます。
機能性が優れ、身体に優しい素材である「金合金」や「白金加金」など他の種類の金属を使用した場合は保険適応にはなりません。
術後
オールセラミッククラウンで新たに入れ直しいたしました。
オールセラミッククラウンは金属を一切使用しない為、光の透過性があり、光の反射がよいのが特徴です。
また、歯の根元が黒ずむなどの問題も起こりません。
患者様の元の歯に合わせた自然な色調の歯を再現することが可能です。
【クリアオールセラミッククラウンリスクや副作用について】
・保険適用外です。
・強い衝撃などでまれに割れたり欠けたりすることがあります。
料金:1歯130,000円(税別)
土台が必要な場合は、ファイバーポスト代+10,000円(税別)
通院:通院2〜6回程度
処置回数 | 2回 |
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処置費用 | セラミッククラウン1歯¥130000(税込み¥143,000) |