症例

何十年ぶりの歯医者に行った結果

何年間も歯医者に行ってなくて、歯が汚くなっているため、歯医者に行くのが恥ずかしい…

はやく行かなきゃとは思っているけど、なかなか勇気が出ずに行けない….

そう思っている方は少なくないと思います。

 

今回、歯医者さんに行こうと思った理由は

10年以上歯医者さんに行ってなかったので、さすがにやばいと思ったから。

何十年ぶりに行った結果、いくつも問題があることがわかりました。

 

前歯に大量の歯石、他にもブリッジ下にも歯石がついていました。

奥歯にはアマルガムという水銀も入っていました。

 

歯石は放置し続けると、どんどん大きくなっていきます。

歯石についている汚れプラークには1000億近い数の細菌が住み着いています。

その中には、もちろん歯周病の原因である歯周病菌も住んでいます。

こういった細菌たちは、歯茎に炎症を起こし続け、歯と骨をつないでいる膜、歯根膜や、歯を支えている骨を破壊していきます。

 

また、奥歯に入っている金属、アマルガムという金属。

アマルガムは歯の詰め物として広く使われてきた物質で、水銀を多く含んでいるのが特徴です。

 

アマルガムに含まれる水銀は無機水銀といって、水俣病などで知られる有害なメチル水銀とは性質が異なります。

しかし、アマルガムに含まれる水銀が溶けて少しずつ体内に蓄積し、健康被害につながる危険性を指摘する声もあります。

金属アレルギーへの影響なども考慮され、アマルガムを除去を希望する方も多いです。

 

こうしたお口の状況は歯科健診へ行かなかった場合、分からなかったでしょう。

 

検診で、自分では磨けていな汚れ、不具合を定期的に確認・また除去してもらうことが長く歯を使う上では非常に大切です。

綺麗で健康的な歯を保ちましょう。